春日大社の境内南側には「春日若宮おん祭」で知られている若宮神社があります。
その若宮神社の周辺には人が生涯を送る中でぶつかる様々な難関を守ってくださる神々がいらっしゃいます。
- お金のこと
- 健康のこと
- 恋愛のこと
- 家族のこと
このような人が一生を送る中で遭遇する悩み事をすべて祈願できるのが「若宮十五社めぐり」です。
では、「若宮十五社めぐり」について
- 若宮十五社巡りの受付場所への行き方
- 若宮十五社巡りの所要時間や料金
- 若宮十五社巡り十五社満願でいただける御朱印
- 十五社の御祭神と御神徳
これらについてご紹介いたします。
若宮十五社巡りの受付場所への行き方
まず最初に「若宮十五社巡り」の受付ですが春日大社本殿の南側にある「夫婦大國社(めおとだいこくしゃ)」の授与所で受け付けていただけます。
夫婦大國社への行き方ですが春日大社本殿へ向かう石段を上る直前に右へそれる分かれ道が見えてきます。
上の左の写真です。左へ行けば春日大社本殿、夫婦大國社へは右の道を進み数分歩くと到着します。
春日大社 若宮15社巡りの料金と所要時間
次に若宮十五社巡りの料金や所要時間についてご案内します。
春日大社 15社巡りの料金
若宮十五社巡りの料金(初穂料)は「1人 1,500円」です。
※平成31年(2019年)3月現在の初穂料です。
夫婦大國社の授与所(受付)で申込書に住所、氏名など必要事項を書いて渡します。
夫婦で参拝する場合は連名で申し込みをして1人分の1,500円の初穂料を納めます。
もちろん夫婦の場合でも1人ずつ申し込むことができますので、その場合は「1,500円×2人分」の初穂料を納めます。
受付を済ませ、授与所で巡り方の注意事項など一通りの説明をしていただいた後に「十五社巡り玉串札」をいただいて祈願に出向きます。
この15枚の玉串札を各神社・遥拝所に納めてそれぞれの神様を巡り祈願していきます。
春日大社 15社巡りの所要時間
15の神社を巡るとなると相当の時間を要すると思っていましたが、それぞれのお社が近くにあるので所要時間は40分~1時間ほどですべてのお参りを済ませることができます。
私たち夫婦の場合は、各お社の前にある御祭神や御神徳を書いた看板にもすべて目を通しながらゆっくり巡りましたが、スタートしてから約40分で巡りました。
ちなみに移動距離は1kmもないので、もうすぐ50歳の私でも体力的にも心配ありませんでした。
春日大社の若宮十五社めぐりで拝受できる御朱印
若宮十五社巡りですべての神社・遥拝所のお参りを済ませると十五社目の「夫婦大國社」で十五社満願を伝えると「十五社の御朱印」と「福守」をおしるしとしていただけます。
- 第1番 若宮
- 第2番 一童社(三輪神社)
- 第3番 兵主神社
- 第4番 南宮神社
- 第5番 広瀬神社
- 第6番 懸橋社(葛城神社)
- 第7番 三十八所神社
- 第8番 佐良気神社
- 第9番 春日明神遥拝所
- 第10番 宗像神社
- 第11番 紀伊神社
- 第12番 伊勢神宮遥拝所
- 第13番 元春日 枚岡神社遥拝所
- 第14番 金龍神社
- 第15番 夫婦大國社
下の写真がしゃもじと小槌の「福守」です。
夫婦大國社 は日本で唯一の夫婦の大國様を祀る神社で夫婦円満や恋愛成就のご利益があるといわれています。
夫婦大國社の妻の御神像が手にしゃもじを持っていることにあやかって「しゃもじ」のお守りなんです。
夫婦大國社の受付の壁には有名人が祈願に来た時に書いたしゃもじが飾られています。
若宮十五社と御祭神と御神徳
下の写真が夫婦大國社で受付した時にいただいた若宮十五社めぐりのマップです。
一番納札社から十五番納札社まで順番に巡っていきます。
十五社の御祭神と御神徳をご紹介します。
まとめ
若宮十五社巡りの受付場所の「夫婦大國社」は春日大社本殿から南に数分のところです。
初穂料は「1人 1,500円」で夫婦の場合は1人分の初穂料でお参りできます。
それぞれのお社が近くにあるのでゆっくり祈願して回っても約40分ほどで15社のお参りができます。
また、すべてのお参りを済ませると15社の御朱印としゃもじの福守を授与していただけます。
若宮十五社を巡拝することで生涯の安泰を祈願することができるので夫婦や恋人同士で祈願して巡ってみてはいかがでしょうか。
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